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マンションの管理と修繕

入居したマンションの維持や保全がちゃんとなされているかによって快適に暮せるかが決まります。
お部屋の中は快適でもお部屋の外は不快!
なんてことにならないように、管理にも目を向けてマンション選びをしましょう。

管理会社とは?

管理会社とは

分譲マンションの共用部分と敷地を保護して安全であるように維持していくための管理をする仕事です。
「共用部分」:お部屋以外の建物部分、廊下、階段等
「 敷地」:マンションの建つ土地
この他に「専有部分」(お部屋)や「専用使用部分」(バルコニー・ポーチ・専用庭など)があります。
「専有部分」と「専用使用部分」は、管理会社の管理範囲からは外れます。

分譲マンションは区分所有者が共同所有していて、各自のお部屋以外は「持分割合」で持っています。
買った人同士の結びつきやライフスタイルが違い、さらに法律上や消防法上のいろいろな取り決めがあるので自分たちで管理することは難しいのです。マンションの所有者が自分たちでやる管理をお金をだして、会社にやってもらう。その依頼先が管理会社です。
 「区分所有者」:分譲マンションのように独立した各部分から構成されている建物の専有部分を所有する者のこと

管理会社の主な業務内容とは?

建物・設備の管理業務
 外壁・エレベーター・機械式駐車場等の点検
 
事務管理の業務
 出納業務:管理費の収納や共用部分の電気代水道代の支払い等
 会計業務:管理組合の会計収支状況の報告等
 管理運営業務:総会・理事会の運営の補助
管理員業務 
 管理員による受付等
清掃業務  
 共用部分の清掃
 
共用部分等の設備の監視・出動業務 
 共用部分の異常を遠隔監視・住民からの通報の対応
 
機械警備業務 
 管理会社から警備会社へ再委託
 

 

事務管理の業務の中の管理運営業務に含まれている共用部分の保険料契約の代行について・・・
マンション管理組合が保険に入っていることを知っていますか?
お部屋の中は個人で火災保険や地震保険に加入しますが、マンションの共用部分の廊下や階段などに保険をかけているのです。補償内容は火災保険がメインで、その他にマンション特有の事故に備えた保険に加入しています。


〔マンションの保険は2種類ある〕

建物自体の被害に備える保険 火災にあって共用壁が焦げてしまった(火災保険)
損害賠償責任に備える保険 外壁のタイルの落下によって人や車にケガさせてしまった。
共用の配管が破裂して人が住んでいる部屋に漏水してしまった
機械式駐車場を誤って操作して人の車を傷つけてしまった。

 


マンションによってかける保険は違う
マンション専用の保険があり、マンションの維持に必要なものがセットされているプランがあります。
そのセットの中で項目を増やすことや減らすことができ、立地によって保険の内容を変えます。
高台にあるマンションで水害にあう可能性は低いので、水害保険を減らす等・・・。
無駄な保険に入っていてもお金の無駄ですからね・・・。

POINT
契約時は、マンションにかけている保険なんて興味はないかもしれませんが、住んだらとても重要なので、必ず事前に確認しましょう!

良い管理会社の見分け方

不動産業者は免許番号でどれだけの業績かが分かりますが、管理会社はどのように調べればいいのでしょうか? 
(不動産会社の見分け方は、ライフコラムの「チラシ・現地からの情報収集」へ)

チェック
ポイント1
適正化推進法の指定団体である高層住宅管理業協会に入会しているか?
高層住宅管理業協会のホームページで管理会社が入会しているかを調べることができます。
チェック
ポイント2
管理戸数の規模
100戸しか管理していない会社と1万戸を管理している会社では持っているノウハウが違います。1万戸以上の会社は、70社ぐらいしかありません。

 

平成13年にマンション管理適正化推進法(正式名称略)が制定され、管理会社に免許番号ができました。

マンション管理適正化推進法とは・・・?
マンションの良好な居住環境を確保することが目的。管理会社を登録制とし、管理業務主任者(国家資格)の配置を義務づけました。

この法律できたきっかけは・・・?
ある管理会社が倒産してしまいました。この会社、マンションの管理組合から預かっていたお金と会社のお金を一緒にしてしまっていたために、お金の区別がつかなくて、全額債権者にお金をとられてしまったのです。このようなケースを防止するため、法律で規制しようと公布されたのが、マンション管理適正化推進法です。
☆債権者・・・その会社にお金を貸した人で返済の請求をする権利をもつ人。

国土交通省に登録している管理会社は2000社以上ありますが、高層住宅管理業協会に加盟している会社は約460社です。日本にある全てのマンションの9割弱を高層住宅管理業協会の会員会社が管理しています。あとは100戸から200戸程度のマンションを管理している小規模な会社が多くあり、不動産業者が片手間で管理会社をやっているところもあります。管理会社としての業務が小規模の場合、管理に対する知識や人員が不足気味になり、問題が起きやすい傾向にあるようです。マンション管理適正化推進法には、全ての管理会社に法令の遵守を義務付け、適正に業務を行えない会社を排除するという目的もあるのです。
 
ただし、まだ免許番号ができたばかりなので、不動産会社のように免許番号で管理会社を見分けることは難しいですね・・・。

 


管理会社の社員に必要な資格は・・・

管理業務主任者資格と損害保険代理店の資格。最低この2つを持っていると
一人前のようです。

マンションの管理と修繕
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