部屋に収納が足りなくてモノが収まりきらない…、子供の成長とともに知らず知らずのうちにモノが増え続け収まりきらない…、ということはよくあることです。モノの選別の仕方としては、ライフコラム『~暮らしも気分もこれでスッキリ~誰でも簡単!整理・収納術』をご覧いただき、使うモノのみを残すようにしていただきたいですが、どうしても収納家具が必要な場合、どんな収納を増やしたらいいのでしょうか。
今回、新しく収納を設置する方法として、VINICE CLUBがマンションのモデルルームに設置した壁面収納についてご紹介いたします。
Step1:モデルルームでの収納提案
以前、VINICE CLUBが作ったモデルルームをご紹介させていただきます。
モデルルーム想定の家族構成は、パパ、ママ、長女、長男の4人家族です。
部屋の広さは70.2㎡の3LDK。収納に関しては、リビングには奥行がある物入れがあり、5.5畳の長女の部屋にはウォークインクロゼットがあります。5畳の長男の部屋は、コンパクトですが天井まである高さのクロゼットがあり、6畳の夫婦のベッドルームには、幅が広いクロゼットがあります。お部屋全体を見ると、収納量は少なくありません。
しかし、子供の成長とともに知らず知らずのうちにモノが増え続け、収まりきらなくなってしまうことはよくあることです。そこで、VINICEお勧めの収納をご紹介いたします。
今回、幅約2,500mmのリビングの壁面に幅2,440mmの収納を、洋室(2)の幅1,230mmの壁面には1,000mmの収納を設置しました。
設置したのは、以前VINICE CLUBオリジナル食器棚を一緒に商品企画しました(株)すえ木工さんの壁面収納「MGver.3」です。
リビング
リビングにおける収納は、収納量は増やしたいけれど、できるだけ部屋のスペースを確保しつつ見栄えの良いものを設置しすっきり見せたいと思いますよね。そこで空間を狭くしないように、奥行きは320mmのタイプを選びました。
そして、リビングにはインターホンパネルや床暖房スイッチなどがあるため、全てを天井まで覆う事ができない場合があります。そこで、一部をカウンターにしました。カウンターがあることで、鍵や小物の置き場、お花を飾ったり写真を置くなどちょっとしたものを置くスペースができてインテリアのアクセントにもなります。カウンター部分は760mmの背の低い収納にし、それ以外を約2,500mmの高さの収納としました。
「MGver.3」の商品は、幅400mm、600mm、800mmのユニットを組み合わせる商品で、天井まで収納にする場合は、高さ1,800mmのユニットに上置きのユニットを重ねます。
上置きの高さは200~890mm調整可能で、さらに隙間を調整する扉も組み合わせられるため、オーダー家具ではないですが、オーダー家具のように希望のサイズに近いものが完成します。
また、この調整扉は、背板や棚板がなく扉だけがついているので、内部は床が見えます。ここに掃除機やクイックルワイパーなどのリビングにあると便利な掃除用具や長い物の収納にとても便利です。
リビングは家族みんなが集まる場所で、使うものも多くあります。そこに収納量がある壁一面の収納があれば、文房具や薬、工具、電池、書類、本などをすっきり収納できます。
5.5畳の洋室(2)(長女の部屋)には幅1,000mm、奥行き320mmの収納を設置しました。
こちらの部屋は既存のウォークインクロゼットがあるので、衣類の収納には困りませんが、本や小物を収納するための壁面収納を設置しました。
リビングの収納は、スッキリと見せるために全て扉付きの収納にしましたが、こちらはオープン棚と扉付きの収納を組み合わせています。さっと取り出したい参考書や本はオープン棚へ、細々としたごちゃごちゃしがちなものは扉付きの収納に収められるようにしました。
今回設置したのはリビングと洋室(2)の2箇所ですが、洋室(1)(長男の部屋)は置く家具を工夫しました。2段ベッドのように梯子で登るベッドを配置し、ベッドの下の空間には本や小物、洋服が収納できるようなチェストを置きました。
5畳では子供部屋として狭いとお考えの方には、このようなベッドを選ぶと収納量がアップし、空間を有効的に使うことができます。
今回、設置した壁面収納は奥行き320mmとしましたが、収納量がもっとほしい場合には470mmサイズもございます。また、シリーズは異なりますが、クロゼットとして使える奥行620mmサイズもありますので、ご自身のお部屋に応じてカスタマイズすることができます。
ヴィニーチェクラブの会員様には特別割引価格で販売いたしますので、お問合せは下記のCONTACTからお願いします。
次回は、壁面収納の詳しい仕様や、他の施行例をご紹介いたします。
部屋に収納が足りなくてモノが収まりきらない…、子供の成長とともに知らず知らずのうちにモノが増え続け収まりきらない…、ということはよくあることです。モノの選別の仕方としては、ライフコラム『~暮らしも気分もこれでスッキリ~誰でも簡単!整理・収納術』をご覧いただき、使うモノのみを残すようにしていただきたいですが、どうしても収納家具が必要な場合、どんな収納を増やしたらいいのでしょうか。
今回、新しく収納を設置する方法として、VINICE CLUBがマンションのモデルルームに設置した壁面収納についてご紹介いたします。
Step2:壁面収納の仕様・施工例1
仕様
STEP1では、壁を活用した収納提案として、モデルルームに設置した壁面収納をご紹介しました。STEP2では、仕様や他の施工例についてご紹介します。
突然ですが、今後30年以内にマグニチュード8以上の地震が起こる確率は70%以上と言われています。(2015年10月現在) 首都直下地震や南海トラフ地震が高い確率で起こると予想されている今、地震対策のひとつとして、家具の固定はとても大切です。
(株)すえ木工の「MGver.3」は、いくつかのユニットを連結して大きな壁面収納にする工事を伴わない置き家具です。
天井とユニットの間に突っ張り板を設け、その板を内部から持ち上げることで、収納全体を固定し転倒防止しています。
ビスで壁や天井に固定しないため、部屋に穴を空けずに固定することができます。あくまで置き家具なので、サイズが合えば別の部屋への移動や引っ越しするときも引っ越し先に移動が可能です。
また、扉には耐震ラッチがついており、強い揺れを感知するとロックがかかり、扉が開かないような仕様になっています。
連結する全てユニットに配線用の貫通孔(あな)が標準でついています。棚板と背板の間には配線用のスペースもあり、ユニットを連結したとき穴がつながり家電の配線が可能です。
また、収納を設置する設置場所にコンセントがある場合には、オプションで穴あけ加工も可能です。
通常の部屋の壁には下部に巾木があります。巾木があることで壁と家具に隙間ができてしまうことが考えられますが、巾木避け加工が標準でされていますので、壁にピッタリ収納を設置できます。
マンションでは、お部屋によっては天井に梁がある場合があります。この場合には、梁欠き加工用の上部ユニットも商品のラインナップに用意されていますので、梁の大きさにもよりますが組み合わせが可能です。
このように、配線用孔、コンセント用孔、巾木避け、梁欠き加工用ユニットなど様々な加工に対応できるため、オーダー家具に近い収納家具ができ上がります。
この壁面収納が部屋の一面を大きく占めるとなるとインテリアのイメージも左右してきます。そのため、扉のカラーは6色あり、好みで合わせられます。
VINICE CLUBオリジナル食器棚と同じカラーラインナップですので、壁面収納と食器棚でカラーを合わせるとお部屋に統一感が生まれます。
実際の壁面収納とカラーサンプルは、ナイスリフォームプラザ(株) にご用意していますので、お気軽にお問合せください。
施工例
続いて、壁面収納の施工例をご紹介しましょう!
ナイスブライトピア千歳台の洋室には、クロゼット脇の1,150mmのスペースにピッタリサイズのデスクタイプの収納を設置しました。
4畳のコンパクトなお部屋ですが、ベッドとデスクが置ければ子供部屋としても使うことができます。
デスクを使うときのみ天板を引き出し、使わないときは天板をしまうことで、空間をスッキリと使うことができます。
ノブレス西馬込のモデルルームには、リビングダイニングスペースに、背の低いタイプと高いタイプを組み合わせた収納としました。
カウンター上には絵画や花を飾ることができます。幅調整扉の部分には掃除機を入れ、すぐに掃除しやすい工夫がされています。
扉はツヤ感のある鏡面のホワイトとして、スッキリとした印象を与える扉を選びました。
ノブレス湘南藤沢センタースクエアには、インフォメーションセンター内にTVボードタイプを設置しました。
リビングスペースに壁一面収納を設置する想定での展示として、TVボード+収納の使い方提案をしました。
2,550mmのスペースに天井までの収納があるので、リビング・ダイニングで使う様々なモノをスッキリ収めることができます。
今回は、壁面収納の仕様と施工例をご紹介しましたが、いかがでしたか?いくつか施工例を見ることで壁面収納イメージができたのではないでしょうか。
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次回も、施工例をご紹介いたします。
部屋に収納が足りなくてモノが収まりきらない…、子供の成長とともに知らず知らずのうちにモノが増え続け収まりきらない…、ということはよくあることです。モノの選別の仕方としては、ライフコラム『~暮らしも気分もこれでスッキリ~誰でも簡単!整理・収納術』をご覧いただき、使うモノのみを残すようにしていただきたいですが、どうしても収納家具が必要な場合、どんな収納を増やしたらいいのでしょうか。
今回、新しく収納を設置する方法として、VINICE CLUBがマンションのモデルルームに設置した壁面収納についてご紹介いたします。
Step3:壁面収納の施工例2
パワーホーム
ナイスホーム(株)分譲一戸建て住宅のパワーホーム小田5丁目をモデルハウスとして家具のセットを行い、新たな組み合わせでユニット壁面収納を設置しました。※当物件は分譲済みです。
まず物件についてご紹介します。
パワーホームは、永く住み継がれるために構造躯体が3世代(75~90年程度)使用可能であることを基準とした耐久性が高い『劣化対策等級3』、永く住む家だからメンテナンスとリフォームのしやすさを重視し、維持コスト低減に配慮した『維持管理対策等級3』、断熱性や気密性に優れ、居室内の温度ムラや室内の上下温度差が少なく、高い断熱性能の『断熱等性能等級4』です。断熱性能が高いため、冬暖かく・夏涼しく過ごすことができます。さらに、避難所を超えるレベルの耐震強度1、5倍の家として、建築基準法の基準を超える『耐震等級3』といった特徴を持つ住宅です。
このように高い品質を持つパワーホームですが、間取りについても特徴があり、ライフスタイルに合わせて間取りが変更可能で、間仕切りしやすい設計の「進化型住宅」です。
施行例
1階は洋室1部屋と洗面室と浴室の水廻り、2階はリビング・ダイニングとキッチン、3階は広いフリースペースの2LDKの3階建て住宅です。
1階と2階のみ家具をレイアウトし、住んだときのイメージを膨らませてもらえるようモデルセットを行いました。
今回、壁面収納は、2箇所設置しました。
1箇所目は1階の洗面室です。洗面台と洗濯機防水パンの間に幅60cm、高さ180cm、奥行き47cmのトール収納を設置しました。
洗濯用の洗剤や柔軟剤を収納したり、タオルや下着を収納することもできるよう、上部はオープン、下部は引き出し式の収納にしました。
カラーは清潔感のある白ベースの「スフレ」をセレクトしました。
続いて2箇所目は、2階のダイニングの壁面に設置しました。幅3m、高さ76cm、奥行き47cmの収納をTVボードとつながるよう扉付き・引き出しの収納とデスクを組合せました。
ダイニングチェアを1脚向きを変えれば、壁面のデスクでパソコン作業ができたり、子供が勉強することができます。
ダイニングテーブルとチェアの他に、デスクとチェアを置く場合は、余分にスペースを要しますが、このようにチェアの向きを変えるだけでデスク空間ができるのはスペースの有効活用になります。
カラーは、落ち着いた雰囲気の「ダークオーク」をセレクトしました。
モデルセットでは、玄関にエコカラットとコート掛けを施工し、1階の7.5畳の洋室は書斎としてデスクを配置、2階の15.4畳のLDKは家族がくつろげるリビング・ダイニングの空間としました。3階のフリースペースは家具の配置はしていませんが、15.4畳と広く、希望によって間仕切りと収納を追加して部屋数を増やすことが可能です。
パワーホームの性能・品質については こちら
パワーホームの魅力について詳しくは こちら
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